真実の名古屋論 [ 呉智英 ]

呉智英 ベストセラーズシンジツノナゴヤロン クレトモフサ 発行年月:2017年11月10日 予約締切日:2017年11月08日 ページ数:192p サイズ:新書 ISBN:9784584125670 呉智英(クレトモフサ) 評論家。

昭和21年(1946年)、名古屋市生まれ。

早稲田大学法学部卒業。

評論の対象は、社会、文化、言葉、マンガなど。

日本マンガ学会発足時から十四年間理事を務めた(そのうち会長を四期)。

東京理科大学、愛知県立大学などで非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「大阪の食い倒れ」は戦後始まった/出版史上まれに見る怪著『中国人と名古屋人』/日本中にある「ビルヂング」/金鯱の謎/名古屋市役所庁舎と愛知県庁舎/祭と技術/性信仰、性の祭/「名古屋めし」とは何か/「名古屋の嫁入り」は派手か/名古屋の言葉/“文化不毛の地”名古屋が生んだ四人の近代文学の祖/知られざる江戸期の尾張文化/アジアへの広がり/大和政権の後背地として 事実と全く違うトンデモ言説を流す評論家や研究者がいる。

それがマスコミによって流布され、後で見るように公的出版物にまでそれが掲載される。

こうして、事実に反する言説が認知されつつあるのだ。

しかも、名古屋の人たち自身がそうしたトンデモ名古屋像を信じている。

地元の新聞、テレビなどマスコミにもそうしたトンデモ名古屋論が出る。

ジャーナリストたちでさえ反論や批判をするわけでもなく、何の根拠もない話に納得しているのである。

知の怠惰であり、知の堕落ではないか。

トンデモ言説を論じるバカ者を叩きのめす知的格闘技の本。

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hidetaka